育毛成分「グリチルリチン酸ジカリウム」とは?

育毛成分グリチルリチン酸ジカリウムとはグリチルリチン酸ジカリウムは、漢方で使われる甘草(かんぞう)という植物の根に含まれている植物成分です。グリチルリチン酸ジカリウムは、「グリチルリチン酸ニカリウム」、「グリチルリチン酸2K 」、「グリチルリチン酸k2」、「グリチノンK2」とも呼ばれています。

甘草は、漢方薬の約7割に使われているほど漢方の基本的な成分で、成分のグリチルリチンは肝機能障害や風邪、アレルギーの有効成分として医薬品でも使われています。

グリチルリチン酸ジカリウムは、グリチルリチンを使いやすくしたもので、育毛剤だけでなく、化粧品などの医薬部外品にも幅広く配合されています。砂糖の50倍以上の甘みをもつため、甘味料としても使われている日常的な成分と言えるでしょう。

グリチルリチン酸ジカリウムの育毛効果とは?

グリチルリチンは医薬品から食品まで幅広く使われていますが、育毛にはどのような効果を発揮するのでしょうか?グリチルリチン酸ジカリウムには、抗炎症作用、抗アレルギー作用、敏感肌症状改善作用、殺菌作用などがあります。

わたしたちの頭皮は、日常的に皮脂が分泌されており、洗い残しがあると頭皮に皮脂が溜まって毛穴を防ぎ、抜け毛や薄毛の原因となったり、刺激の強いシャンプーを使うことで、頭皮がアレルギー反応を起こして頭皮トラブルを引き起こし、薄毛を招くこともあります。

しかし、グリチルリチン酸ジカリウムが配合された育毛剤を使うことで、抜け毛や薄毛の原因となる炎症やアレルギー症状の抑制や予防となります。また、高い殺菌作用もあるので、繁殖し過ぎた常在菌を抑えて、頭皮を清潔な状態へと導きます。

さらに、グリチルリチン酸ジカリウムという名前の通り、カリウムも含まれています。カリウムには細胞分裂や成長、浸透のサポート、エネルギー代謝の向上などの働きがあります。

グリチルリチン酸ジカリウムが配合された育毛剤を使うと、頭皮に直接カリウムを浸透させることになるので、髪の毛を効率よく成長させられるでしょう。

グリチルリチン酸ジカリウムに副作用はあるの?

グリチルリチン酸ジカリウムは植物由来の甘い成分なので、副作用はとくにありません。ただし、過剰摂取するとトラブルを招きます。そのため、厚生労働省は、1日当たり40㎎という摂取限度量が規制されています。

限度以上摂取すると、高血圧やむくみ、手足のしびれなどの症状が現れる偽性アルドステロン症という症状が発症する危険性があります。そのため、育毛剤を使用する際には、決められた適量を守るようにしましょう。